やさしい男
2003年4月30日 こんな恋で何が悪い!私はそれはもう超がつくキス魔である。
友達(女)の唇はぶっちゃけほとんど奪っているかもしれない…。(ちなみに美人好き)
まぁとにかく、一日中ちゅうしていても多分飽きない自信があります。
(唇擦り切れそうだけどね)
るーとはほんといつでもどこでもちゅっちゅっしてた。
学校帰りにすこし大回りして一つ先の駅まで歩く。その途中に小さな公園があって、11月の寒空の中いちゃいちゃしてばかりいた。
そのいちゃいちゃが…のちのち問題となってるーと別れることになるのだが…。
るーはまるで今の私のように私のことを毎日毎日飽きもせずに
「大好き大好き大好き大好き」
と言い続けた。
毎日送ってくれて、毎日別れ際には手紙をくれて。毎日電話をくれて。毎日数え切れないくらいのメールをくれた。
メールといって良いのか分からないその当時流行っていたポケベル。
文字数ぎりぎりまで大好き大好きと繰り返す。
そして毎日私の前で笑った。
大して上手くもないのに、(自称そうでないと言ってくれる人も中にはいたが…)
先生が私の事を大変お気に入りだったため、
全国大会でソロを吹いてしまった私には数えくれない位沢山の敵がいた。
妬み。恨み。
「なんであいつが?」
陰口ばかり言われていたし、目の前で暴言を吐かれることも度々あった。
現金と定期の入った財布も盗まれた。
ドロドロとした渦に巻き込まれたくなくて、わざと努力しないでいた。
「私が!私が!」
と自己主張の強い音楽家達。
「私を見て!私の音を聞いて!」
そんな風に思えるほど私は自分に自信がなかった。目立ちたいという気持ちはあまりない。
自分が楽しめるからこそ人に想いを伝えられる。それが私にとっての音楽。
遅くまで残って練習したりする事はなかった。
必要最小限。音楽室の隅でこっそりと一人で練習してすぐに家に帰った。
大会にも正直出たくないほどだった。
人を蹴落としたり、争ったり。
そういう事が嫌いだ。
そんな音楽しか出来ずにいた。
「あの子の音は汚い」
「音程が少し違う」
とにかく自分よりも他人が劣っていると陰で話悪口を言ってばかりいる先輩や同級生。
汚すぎる心で、人を感動させられるような音楽など出来るはずがない。
好きだったはずの楽器まで私は嫌いになった。
それでも、おいしいとこを持っていってしまった私はますます色々な人に妬まれた。
「どうしてあの子が?どうしてあの子だけが?」
るーはいつも私の愚痴を聞く損な役回り。
私の彼氏でいる事はるーには何の得にもならない。
「なんであんなブスな子と付き合うの?」
取り巻きの女の先輩達にるーは直接そう言われたことがあるらしい。
「ブスじゃないじゃん」
そう言って、彼は怒ったと一番私と仲が良かった後輩から聞いた。
とにかく毎日落ち込んでばかりの私をいつも慰めたり、楽しませてくれた。
劣等感でつぶされそうな私を、なんとかすくいあげていてくれたのはまさに彼だった。
友達(女)の唇はぶっちゃけほとんど奪っているかもしれない…。(ちなみに美人好き)
まぁとにかく、一日中ちゅうしていても多分飽きない自信があります。
(唇擦り切れそうだけどね)
るーとはほんといつでもどこでもちゅっちゅっしてた。
学校帰りにすこし大回りして一つ先の駅まで歩く。その途中に小さな公園があって、11月の寒空の中いちゃいちゃしてばかりいた。
そのいちゃいちゃが…のちのち問題となってるーと別れることになるのだが…。
るーはまるで今の私のように私のことを毎日毎日飽きもせずに
「大好き大好き大好き大好き」
と言い続けた。
毎日送ってくれて、毎日別れ際には手紙をくれて。毎日電話をくれて。毎日数え切れないくらいのメールをくれた。
メールといって良いのか分からないその当時流行っていたポケベル。
文字数ぎりぎりまで大好き大好きと繰り返す。
そして毎日私の前で笑った。
大して上手くもないのに、(自称そうでないと言ってくれる人も中にはいたが…)
先生が私の事を大変お気に入りだったため、
全国大会でソロを吹いてしまった私には数えくれない位沢山の敵がいた。
妬み。恨み。
「なんであいつが?」
陰口ばかり言われていたし、目の前で暴言を吐かれることも度々あった。
現金と定期の入った財布も盗まれた。
ドロドロとした渦に巻き込まれたくなくて、わざと努力しないでいた。
「私が!私が!」
と自己主張の強い音楽家達。
「私を見て!私の音を聞いて!」
そんな風に思えるほど私は自分に自信がなかった。目立ちたいという気持ちはあまりない。
自分が楽しめるからこそ人に想いを伝えられる。それが私にとっての音楽。
遅くまで残って練習したりする事はなかった。
必要最小限。音楽室の隅でこっそりと一人で練習してすぐに家に帰った。
大会にも正直出たくないほどだった。
人を蹴落としたり、争ったり。
そういう事が嫌いだ。
そんな音楽しか出来ずにいた。
「あの子の音は汚い」
「音程が少し違う」
とにかく自分よりも他人が劣っていると陰で話悪口を言ってばかりいる先輩や同級生。
汚すぎる心で、人を感動させられるような音楽など出来るはずがない。
好きだったはずの楽器まで私は嫌いになった。
それでも、おいしいとこを持っていってしまった私はますます色々な人に妬まれた。
「どうしてあの子が?どうしてあの子だけが?」
るーはいつも私の愚痴を聞く損な役回り。
私の彼氏でいる事はるーには何の得にもならない。
「なんであんなブスな子と付き合うの?」
取り巻きの女の先輩達にるーは直接そう言われたことがあるらしい。
「ブスじゃないじゃん」
そう言って、彼は怒ったと一番私と仲が良かった後輩から聞いた。
とにかく毎日落ち込んでばかりの私をいつも慰めたり、楽しませてくれた。
劣等感でつぶされそうな私を、なんとかすくいあげていてくれたのはまさに彼だった。
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